キャラクターモデルへ進出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 03:02 UTC 版)
「ハセガワ」の記事における「キャラクターモデルへ進出」の解説
1980年代、スケールモデル以外のジャンルを模索していたハセガワは、自社デザインによるSF系メカシリーズ「スペースオペレーションシリーズ」を立ち上げ、数点のキットを発売するもののセールスには結びつかず数年で撤退している。またそれと前後してトミーの「レンズマンシリーズ」のプラモデルキットをOEM開発していたことがある。1980年代末期にはミニ四駆ブームに便乗し、「カムコンテック」という自動ステアリング機構を持ったモーターライズキットを開発している。 1990年代に入り、既存金型を流用しながら新規デカールや一部パーツを追加したキャラクターキットの発売を開始。『エリア88』や『戦場まんがシリーズ』などのメジャー作品から、『青空少女隊』や『エアロダンシング』というマイナー作品までをキット化。他にも『ああっ女神さまっ』から「猫実工大震電」、『帰ってきたウルトラマン』の「マットビハイクル」など幅広いジャンルを網羅していた。変わり種としては酒井法子率いる『のりピーレーシングチーム』の「のりピーシビック」をキット化した。これらのキャラクターキットの販売は、主に「アクト (A.Q.T.) ハセガワ」のブランドで行われた。また、香港のドラゴンモデルズとの共同企画として『鉄腕アトム』のキットを商品化したのもこの頃である。1990年代半ばには『スター・ウォーズ』のフィギュアをプラモデル化する企画がホビーショーや雑誌広告で告知されたが商品化は実現しなかった。
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