キャット・スティーヴンスによるオリジナル・バージョン
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「ザ・ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」の記事における「キャット・スティーヴンスによるオリジナル・バージョン」の解説
この歌は、かつて初恋で傷ついたことに苦しみ続けているために新たな恋愛関係を築くことを心配している2人についての歌である。 スティーヴンスや、P・P・アーノルド、キース・ハンプシャーによるカバーで歌われていた歌詞のうち、最後の2行分がロッド・スチュワートやシェリル・クロウによるカバーでは省略されており、これによって聴衆に異なった印象を与えるようになっている。 スティーヴンスはこの曲のデモテープを早い時期に製作していたが、彼はもともとソングライターになろうとしていた。彼はこの曲を他のアーティストたちに自分の曲を宣伝するために製作したが、自分自身での演奏の録音は1967年10月初頭まで行わず、同年12月に発売された2ndアルバム『ニュー・マスターズ』に収録されるまで表舞台に現れることはなかった。スティーヴンスはこの曲を30ポンドでP・P・アーノルドに売り、この曲は彼女のヒット曲となり、さらにはキース・ハンプシャー、ロッド・スチュワート、シェリル・クロウらによって国際的なヒットを記録することとなった。この曲によってスティーヴンスはいくつかの作詞作曲賞を受賞しており、その中には米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)の年間最優秀ソングライター賞(Songwriter of the Year)を2005年と2006年の2年連続受賞したものが含まれる。
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