黄耳鸚哥
キミミインコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/20 13:55 UTC 版)
キミミインコ | ||||||||||||||||||||||||
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キミミインコ Ognorhynchus icterotis
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]()
ワシントン条約附属書I
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Ognorhynchus icterotis (Massena & Souancé, 1854) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
キミミインコ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Yellow-eared conure Yellow-eared parrot |
キミミインコ(黄耳鸚哥、Ognorhynchus icterotis)は、オウム目インコ科に分類される鳥類。本種のみでキミミインコ属を構成する。
分布
形態
全長42cm。[1]上面は緑色、下面は黄緑色の羽毛で被われる。[1]額や顔は黄色い羽毛で被われ、頬から眼後部にかけて黄色い筋模様が入る。[1]尾羽下面の色彩は赤い。[1]
眼の周囲には羽毛が無く、淡灰色の皮膚が露出する。[1]虹彩はオレンジ色。[1]嘴の色彩は黒い。[1]後肢の色彩は灰色。[1]
生態
標高1,200-3,400m(主に2,500-3,000m)にある湿潤林に生息する。[1]食物を求めて放浪すると考えられている。[1]昼行性で、夜間になるとアンデスロウヤシの樹上で休む。[1]ペアか小規模な群れを形成して生活する。[1]
繁殖形態は卵生。密度の低い集団繁殖地(コロニー)を形成する。地表から25m以上の高さにあるアンデスロウヤシの樹洞に、1回に4個の卵を産む。[1]
人間との関係
開発による生息地の破壊、食用やペット用の乱獲などにより生息数は激減している。[1]エクアドルでの近年の確認例はない。[1]
関連項目
参考文献
外部リンク
- CITES homepage
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Ognorhynchus icterotis. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.
- キミミインコのページへのリンク