ガブリエル・デストレの寝室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:17 UTC 版)
「シュノンソー城」の記事における「ガブリエル・デストレの寝室」の解説
この部屋はアンリ4世の愛妾ガブリエル・デストレの寝室で、彼女の息子ヴァンドーム公セザールは認知された。 横梁の見える天井、床、暖炉、家具はルネサンス期のものである。4柱式ベッドの側に、16世紀フランドルのタペストリーがある。 他の3方の壁に下げられたタペストリーはたいへん珍しく、「ルーカスの月」として知られる。 6月 - 蟹座(羊の毛刈り) 7月 - 獅子座(狩りをする鷹) 8月 - 乙女座(刈り取り人への支払い) そのスケッチはルーカス・ヴァン・レイデンかルーカス・ヴァン・ネヴェレによるものである。キャビネットの上には、17世紀フローレンス派が聖セシリア(音楽家の守護聖人)を描いたキャンバスがある。ドアの上には、フランシスコ・リバルタの「神の子羊」がある。
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