カーネーションの聖母 (デューラー)
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『カーネーションの聖母』(カーネーションのせいぼ、独: Die Muttergottes mit der Nelke、英: Madonna of the Carnation)は、ドイツのルネサンス期の巨匠、アルブレヒト・デューラーが1516年に板上に油彩で制作した絵画である。デューラーは生涯にわたり聖母子画を描いたが、1510年代には特にその作例が多く、本作はそのうちの1点である[1]。画面には、カーネーションを持つ聖母マリアとナシを持つ幼児イエス・キリストが描かれている。ナシはイエスの受難の象徴である[2][3]。作品は、1607年にはすでにバイエルン選帝侯マクシミリアン1世の私設ギャラリーに収蔵されており、後にミュンヘンのアルテ・ピナコテークに移された[3]。
- ^ a b 『カンヴァス世界の大画家 7 デューラー』、中央公論社、1983年刊行、86頁 ISBN 4-12-401897-5
- ^ a b 『カンヴァス世界の大画家 7 デューラー』、中央公論社、1983年刊行、88頁 ISBN 4-12-401897-5
- ^ a b アルテ・ピナコテークの本作のサイト (英語) [1] 2023年1月17日閲覧
- 1 カーネーションの聖母 (デューラー)とは
- 2 カーネーションの聖母 (デューラー)の概要
- 3 外部リンク
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