カレル・シュタミッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:44 UTC 版)
31歳。国防軍大佐。総司令部作戦参謀班所属。長身細身の身体で手足が長いため「蜘蛛男爵」というあだ名を付けられた。マレンツィオのパーティーの日は妻の出産予定日だったため欠席する。そのため「集団食中毒で入院した総司令部の幕僚の中で唯一難を免れた」という理由から総司令官代理に任命され、ブエノス・ゾンデ軍迎撃の指揮を執ると同時に三つ子の父親になる。温厚な人柄のため同僚や部下からの人望は厚いが、戦術家としては凡庸。本人も自覚しており、そのため、冷遇されていたユーリー・クルガンを戦術指揮官として登用、自身はクルガンと政府のパイプ役に徹し、クルガンの才能が発揮できる環境作りに終始する。その甲斐あって、ブエノス・ゾンデ軍を撃退した後は正式に総司令官(中将)に任命される。
※この「カレル・シュタミッツ」の解説は、「七都市物語」の解説の一部です。
「カレル・シュタミッツ」を含む「七都市物語」の記事については、「七都市物語」の概要を参照ください。
- カレル・シュタミッツのページへのリンク