カルロ・ベルガミーニ (フリゲート・2代)とは? わかりやすく解説

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カルロ・ベルガミーニ (フリゲート・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/23 00:15 UTC 版)

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基本情報
建造所 フィンカンティエリ リヴァ・トリゴソ造船所およびムッジャーノ造船所
運用者 イタリア海軍
艦種 フリゲート
級名 カルロ・ベルガミーニ級
モットー Con forza e fedeltà
艦歴
起工 2008年2月4日
進水 2011年7月16日
就役 2013年5月29日
要目
排水量 満載 5,950トン
全長 144.7m
最大幅 19.7m
深さ 23.5m
吃水 5.4m
機関 CODLAG方式、2軸推進
* GE=アヴィオ LM2500+G4型ガスタービンエンジン(43,500shp) × 1基
* ディーゼル発電機 × 4基
* 電動機 × 2基
速力 最大速 27ノット
航続距離 6,000海里 (15kt巡航時)
乗員 145名
兵装
搭載機
  • NFH90哨戒ヘリコプター × 2機
    またはEH101哨戒ヘリコプター × 1機
  • レーダー
  • EMPAR 多機能型 × 1基
    * SPS-791 対水上捜索型 × 1基
    * SPS-753 航海用 × 2基
    * NA-25XP 砲射撃指揮用 × 2基
  • ソナー TMS-4110CL 艦首装備式 × 1基
    * UMS-4229 曳航式 × 1基
    電子戦
    対抗手段
    SCLAR-H 20連装デコイ発射機 × 2基
    * SLAT 対魚雷システム
    テンプレートを表示

    カルロ・ベルガミーニイタリア語Carlo Bergamini , F 590)は、イタリア海軍が採用したFREMM計画カルロ・ベルガミーニ級フリゲート (2代)の1番艦。同級のなかでは汎用型として建造される。艦名は第二次世界大戦期に戦艦「ローマ」と運命を共にしたカルロ・ベルガミーニ(it:Carlo Bergamini)提督に由来し、この名を受け継いだイタリアの艦艇としては2代目にあたる。

    艦歴

    「カルロ・ベルガミーニ」は、フィンカンティエリ社のリヴァ・トリゴソ造船所で2008年2月4日に起工し、2011年7月16日に進水、2013年5月29日に就役する。進水式では国防参謀総長ビアージョ・アブラテ大将(Biagio Abrate)と海軍参謀総長ブルーノ・ブランチフォルテ大将(Bruno Branciforte)が臨席の下で挙行され、命名はベルガミーニ提督の孫であるマリーア・ベルガミーニ・ロエディレル(Maria Bergamini Loedler)よって行われ、ラ・スペツィアに母港を置くこととなる。

    2013年5月29日の就役以来、第30海軍グループに属し、同年11月には母港ラ・スペツィアを出港し、空母「カヴール(C 550)」、哨戒艦「コマンダンテ・ボルシーニ(P 491)」と共にアフリカ大陸を一周する海軍キャンペーン「イタリア・システム運動(il Sistema Paese in movimento)」をアラビア湾から実施、約36,000km、20カ国を訪問した後、インド洋を経由しアフリカ諸国を歴訪する。翌年2014年4月9日に終了し、149日の航海で21の港に寄港している[1]

    脚注

    外部リンク

    関連項目




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