カモッラとの提携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 20:12 UTC 版)
「ニコラス・テラノヴァ」の記事における「カモッラとの提携」の解説
1910年代ブルックリンカモッラのボス、ペリグリーノ・モラノがハーレムに進出するとギャンブル場の開設を認める代わりに一定の分け前を取った。モラノのコニーアイランド・ギャング、その下部組織ネイビーストリート・ギャングと親交を結んだ。1915年5月、モラノらカモッラと計らってナポリ系ギャングの大物ジョシュ・ガルッチを謀殺し、その賭博利権ほか多くの移民ビジネスを奪った。1916年6月、スティーヴ・ラサールらとブルックリンを訪れ、モラノ、レオポルド・ロウリターノらネイビーストリートギャングのリーダーたちと賭場の縄張り拡大を話し合い、マンハッタンに進出してカモッラの賭場を奪っていたジョー・ディマルコの排除を決めた。ディマルコとは仕事仲間だったが、仲違いして縄張り争いをしていた。1916年6月24日、ニコラス、スティーヴ・ラサールらモレロ一家の首脳陣がディマルコの元仲間ジュゼッペ・ヴェラザーノを連れてきてモラノやネイビーストリートギャングと暗殺の段取りを整えた。同年7月20日、ヴェラザーノの助けを得てネイビーストリートギャング配下によりディマルコを暗殺した。暗殺後ニコラスはチロ、ヴィンセント、スティーヴ・ラサール、ヴェラザーノと共にネイビーストリートを訪れ、ディマルコの暗殺成功をロウリターノらに伝えて祝福し、実行犯に与えるよう50ドルを渡した。
※この「カモッラとの提携」の解説は、「ニコラス・テラノヴァ」の解説の一部です。
「カモッラとの提携」を含む「ニコラス・テラノヴァ」の記事については、「ニコラス・テラノヴァ」の概要を参照ください。
- カモッラとの提携のページへのリンク