カメラ側の接点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/04 11:00 UTC 版)
DXコード対応カメラのフィルム室にはDXコードを読み取るための接点があるが、必ずしも11個の接点をすべて持ち合わせているわけではない。 コンパクトカメラをはじめとする多くのカメラでは感度情報以外の情報は読み取っていない。枚数情報を利用しているのは一部の一眼レフカメラなどだけで、逆算カウンタなどに利用している。ラティチュードの情報は極めて少数のカメラだけが利用している。 本来、DX非対応フィルムを装填した場合はそれを検知して手動設定できるように規格が作られているが、コンパクトカメラなどの多くはDX非対応のフィルムの感度を100として設定し、手動設定もできないものが多い。 接点は板バネ状になっているため、フィルムパトローネを押し返してしまいフィルムの装填がしにくくなってしまう欠点がある。このため、裏蓋を閉じるまで接点を収納する仕組みのあるカメラもある。
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