カム1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:22 UTC 版)
「国鉄ワム3500形貨車」の記事における「カム1形」の解説
1962年(昭和37年)に家畜車の不足を補うため、昭和37年度貨車整備工事改造 (1962年(昭和37年)8月8日 総裁達第350号)によりワム3500形から250両(土崎工場にて30両、大宮工場にて40両、長野工場にて40両、後藤工場にて40両、鹿児島工場にて100両)が改造されたのがカム1形(カム1-カム250)である。改造は、側板を透かし張りとし、牛をつなぐ鉄棒を設けた程度の簡単なものであった。閑散期に一般の有蓋車として使用するため、「ワカム」と称した。しかし、荷重15tでありながら、荷重12tのカ3000形よりも積載頭数が少なかったため荷主に嫌われ、1968年(昭和43年)度までに全車廃車となった。
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