カガメ政権からの批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 00:56 UTC 版)
「ポール・ルセサバギナ」の記事における「カガメ政権からの批判」の解説
国際的な称賛の裏でポール・カガメ政権とは対立し、ルセサバギナは反政府政党を組織したが、これはコンゴ民主共和国内に独自の武装組織を持っていた。2011年、ルワンダ政府転覆を図ったと非難されたがルセサバギナ本人はこれを否定し、起訴されることもなかった。 2018年から2019年にかけてルワンダ国内で銃や手榴弾、放火などで襲撃を引き起こし9人を死亡させた武装組織にルセサバギナが資金援助を行っていたとして検察当局が国際指名手配。2020年8月31日、当局はルセサバギナをテロ行為の疑いで逮捕したと発表し、ルワンダに連れ戻された。検察は9つの容疑でルセサバギナを起訴し終身刑を求刑し、ルセサバギナ側は裁判が不公平で独立性に欠けるとして2021年3月以降は出廷を拒んだ。9月20日に有罪判決が言い渡され、初犯であることを考慮し禁錮25年となった。
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