オーストリア側の考え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 09:00 UTC 版)
「ボスニア・ヘルツェゴビナ併合」の記事における「オーストリア側の考え」の解説
当時、オーストリアはロシアとの協調関係を維持しつつ、衰退に向かっていたオスマン帝国のバルカン半島領土を両国で分割する戦略を持っており、オーストリア外相アロイス・エーレンタールは、日露戦争後英・仏に接近し極東からバルカン半島へ南下政策の軸足を移しつつあったロシアとも利害調整が可能であると信じ、その上でバルカン政策の総仕上げとして名実ともに上記2州を自国の版図におさめようと考えていたのである。
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