オンライン投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:17 UTC 版)
「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の記事における「オンライン投票」の解説
『タイム』誌では、1998年からインターネットによるパーソン・オブ・ザ・イヤーの読者投票を受け付けている。ただし、このオンライン投票で多数を獲得した者がそのまま選出されるわけではなく、最終決定はそれまで通り『タイム』誌の編集者が行っている。 1998年に行われた第1回オンライン投票では、プロレスラーで活動家のミック・フォーリーが50%以上の組織票で1位を獲得した。タイム誌はこの組織票を無効とし、ビル・クリントンとケン・スターが選ばれたため、インターネット投票の勝者が選出されると勘違いしていたフォーリーのファンの怒りを買った。同様に2001年には田代まさしが組織票(田代祭)で1位を獲得した が、投票結果は無効となり、翌年以降は投票フォームに人名を入力する方式から、あらかじめタイム誌がノミネートした人物の中から投票する方式に変更された。 2006年の投票では、ウゴ・チャベスがインターネット投票の35%の票を獲得したが、パーソン・オブ・ザ・イヤーには選ばれなかった。タイム誌は1998年以降オンライン投票を毎年実施しているが、同誌が誰を選ぶかは、投票ではなく編集者によって決定されると強調している。
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