オルレアン派王位請求者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 08:14 UTC 版)
「オルレアン家」の記事における「オルレアン派王位請求者」の解説
詳細は「オルレアニスム」を参照 2月革命によりルイ・フィリップが退位した後、ブルボン=オルレアン家当主は正統派の王位請求者(ブルボン家宗家、後にスペイン・ブルボン家(カルリスタ系))と競合しつつ、現在まで名目上のフランス王を称している。その支持者はオルレアニスト(オルレアン派)と呼ばれる。ただし、競合していたフランス・ブルボン家の断絶後、オルレアン家はサリカ法典に従って自家が正統王朝を引き継いだとみなしており、レジティミスム的側面も有している。 ルイ・フィリップ1世(1848年 - 1850年) パリ伯フィリップ(当初オルレアン派の王位請求者としてルイ・フィリップ2世、ブルボン宗家最後の男系男子となったシャンボール伯アンリの没後に、サリカ法に基づく正統派の王位請求者としてフィリップ7世に変更、1850年 - 1894年) フェルディナン・フィリップの子。 オルレアン公フィリップ(フィリップ8世、1894年 - 1926年) パリ伯フィリップの子。 ギーズ公ジャン(ジャン3世、1926年 - 1940年) パリ伯フィリップの弟シャルトル公ロベールの子。 パリ伯アンリ(アンリ6世、1940年 - 1999年) ギーズ公ジャンの子。 パリ伯兼フランス公アンリ(アンリ7世、1999年 - 2019年) パリ伯アンリの子。 パリ伯兼フランス公ジャン(ジャン4世、2019年 - )パリ伯兼フランス公アンリの子。
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