オス・ムタンチス_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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オス・ムタンチス (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 00:45 UTC 版)

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オス・ムタンチス
ムタンチススタジオ・アルバム
リリース
ジャンル サイケデリック・ロックトロピカリア
時間
レーベル ポリドール・ブラジル
プロデュース Manuel Bareinbein
専門評論家によるレビュー
ムタンチス アルバム 年表
オス・ムタンチス
(1968年)
ムタンチス
(1969年)
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オス・ムタンチス』(Os Mutantes)は、ムタンチス1968年に発表したファースト・アルバム。

解説

ムタンチスも参加したオムニバス・アルバム『トロピカリア』と近い時期に発表された。本作は、『トロピカリア』にも収録された「Baby」「Bat Macumba」をムタンチスが演奏したヴァージョンや、ママス&パパスの楽曲「Once Was a Time I Thought」(1966年のアルバム『The Mamas & The Papas』に収録)をポルトガル語でカヴァーした「Tempo no Tempo」等も含む内容。カエターノ・ヴェローゾ作の「Baby」は、アレンジを大幅に変更した英語詞ヴァージョンが、『ジャルヂン・エレトリコ〜エレクトリック・ガーデン』(1971年)や『テクニカラー』(2000年)といったアルバムに収録された。

ジョン・ブッシュは、allmusic.comにおいて「当時の英米の一流サイケデリック・バンドが制作したどのアルバムよりも、ずっと実験的な内容」と評した[1]。また、『ローリング・ストーン・ブラジル』が2007年10月13日号で選出した「ブラジル音楽の偉大なアルバム100(Os 100 maiores discos da música brasileira)」では、本作が9位にランク・インした[2]

収録曲

  1. パニス・エ・シルセンセス - "Panis et Circenses" (Gilberto Gil, Caetano Veloso) - 3:37
  2. 可愛いあの子 - "A Minha Menina" (Jorge Ben) - 4:41
  3. 時計 - "O Relógio" (Os Mutantes) - 3:29
  4. さよなら、マリア・フロー - "Adeus Maria Fulô" (Sivuca, Humberto Teixeira) - 3:04
  5. ベイビー - "Baby" (C. Veloso) - 3:00
  6. セニョールF - "Senhor F" (Os Mutantes) - 2:33
  7. バッチ・マクンバ - "Bat Macumba" (G. Gil, C. Veloso) - 3:08
  8. 朝一番の幸せ - "Le premier bonheur du jour" (Jean-Marie Renard, Franck Gérald) - 3:35
  9. 幽霊列車 - "Trem Fantasma" (Os Mutantes, C. Veloso) - 3:15
  10. テンポ・ノ・テンポ(悲惨な過去) - "Tempo no Tempo" (Os Mutantes, John Phillips) - 1:46
  11. ジンギスカンに祝福を "Ave Gengis Khan" (Os Mutantes) - 3:46

参加ミュージシャン

ゲスト・ミュージシャン

脚注

外部リンク




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