エンボスレスカードの扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 05:48 UTC 版)
「インプリンタ」の記事における「エンボスレスカードの扱い」の解説
一部のクレジットカードや多くのデビットカードとプリペイドカードに、CAT利用を前提としてエンボス加工がないエンボスレスカードがある。これらのカードは『ELECTRONIC USE ONLY』と記載されている事がある。 日本国内は国際ブランドのデビットカードとプリペイドカードや、VIEW Suicaカードなど交通系IC乗車券の機能があるクレジットカードが代表的である。前者はゼロフロアリミットであるため利用のたびに信用照会が必要になること、後者は交通系ICカードの構造上エンボスが支障になることが理由で、エンボス加工が施されていない。 国内外問わずインプリンタによるカード決済がほとんど行われていない事情から、三井住友カードは2020年の券面リニューアルに際してカード番号のエンボス加工を廃止し、他社もこれに追随する動きもみられる。 エンボス加工がないカードはインプリンタによるカード情報の転写ができず、また手書きによるカード情報の記載が認められてないため、インプリンタのみでクレジット決済する加盟店はエンボスレスカードの利用ができない。
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