エンドポイントの定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 05:43 UTC 版)
「Windows Communication Foundation」の記事における「エンドポイントの定義」の解説
WCFクライアントは、エンドポイントを通してWCFサービスと接続される。 各サービスは、1つ以上のエンドポイントを通してコントラクトを公開する。エンドポイントにはURLで示されるアドレスがあり、バインディング・プロパティでデータの転送方式を指定する。 Address/Binding/Contract の三要素を "ABC" と称する。バインディングには、サービスにアクセスするのに使われる通信プロトコル、セキュリティ機構の種類などが指定される。WCF には一般的な通信プロトコル向けの事前に定義されたバインディングがある(SOAP over HTTP、SOAP over TCP、SOAP over Message Queues など)。 クライアントがエンドポイント経由でサービスにアクセスする場合、コントラクトを知る必要があるだけでなく、バインディングに示された指示に従って通信しなければならない。すなわち、クライアントとサーバーには、互換性のあるエンドポイントが双方に存在することになる。
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