エントロピーとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 15:24 UTC 版)
「ポアソンの法則」の記事における「エントロピーとの関係」の解説
準静的な断熱過程においてはエントロピーが一定となる。ポアソンの法則における右辺の定数はエントロピーの関数として表されることを意味している。具体的には理想気体のエントロピーが S = R ln T c V K {\displaystyle S=R\ln {\frac {T^{c}V}{K}}} と表されるので T c V = K exp ( S / R ) {\displaystyle T^{c}V=K\exp(S/R)} となる。圧力と体積で表せば p V γ = K ′ exp ( S / c R ) {\displaystyle pV^{\gamma }=K'\exp(S/cR)} となる。従って右辺の定数はエントロピーに指数的に依存していることが分かる。
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