エルンスト・ニールマン
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「ハンス=ウルリッヒ・ルーデル」の記事における「エルンスト・ニールマン」の解説
エルンスト=アウグスト・ニールマン(Ernst-August Niermann)はガーデルマン後任の機銃手。もともと、第2地上攻撃航空団には従軍記者として派遣されていたが、ルーデルの後席に任官する前からすでに何度も出撃を重ねていたベテランであった。最終出撃回数は600回を超え、ドイツ十字章金章を授与されている(1943年2月23日)。ルーデル曰く「愉快な男」で、米軍機の空襲を受けた際に、防空壕から飛び出して本職顔負けの映像を撮るなど、並はずれた度胸の持ち主であった。ルーデル機には1945年3月31日に後部機銃手として着任。ルーデル最後の出撃である5月7日にも後席におり、キッチンゲンにてルーデルらと共に米軍に投降した。その後の捕虜生活でも常にルーデルと一緒に居たが、一介の軍事報道員であったためルーデルに先んじて釈放されている。戦後はルーデルとアルゼンチンへ渡るなど、部隊解散後も行動を共にし続けた。最終階級は大尉。
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