エルムポリとは? わかりやすく解説

エルムポリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 09:16 UTC 版)

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エルムポリ
Ερμούπολη

エルムポリ港
所在地
エルムポリ
座標 北緯37度26分 東経24度55分 / 北緯37.433度 東経24.917度 / 37.433; 24.917座標: 北緯37度26分 東経24度55分 / 北緯37.433度 東経24.917度 / 37.433; 24.917
行政
国: ギリシャ
地方: 南エーゲ
: シロス県
ディモス: シロス=エルムポリ
旧自治体: エルムポリ
人口統計 (2001年)
旧自治体
 - 人口: 13,400 人
 - 面積: 11.3 km2
 - 人口密度: 1,186 人/km2
その他
標準時: EET/EEST (UTC+2/3)
公式サイト
http://www.hermoupolis.gr

エルムポリギリシア語: Ερμούπολη / Ermoúpoli)は、ギリシャ共和国南エーゲ地方のキクラデス諸島にあるシロス島の主要都市。南エーゲ地方の首府でもある。

名称

この町は「ヘルメースの町」を意味し、カサレヴサではエルムポリスギリシア語: Ἑρμούπολις / Ermoupolis, Hermoupolis)と綴られる。

地理

シロス島の東岸中央部に位置する港湾都市である。

歴史

エルムポリの町は、1820年代のギリシャ独立戦争の際、すでに存在したアノ・シロスの集落の延長として建設された。小アジアからの難民によって1822年に当地に作られた集落が、ギリシアで初となる難民の集落だと考えられている。すぐに町はギリシャの商工業的中心地となり、エルムポリ港の重要度が増した。1856年にエルムポリに設立されたギリシャ汽船会社は有名であり、数々の船舶がシロス島の造船所で造られた。19世紀に入るとピレウスに地位を奪われ、その後の数十年間で町は衰退した。しかし、現在ではサービス業に基盤を置くことにより、エルムポリの経済は急成長した。

行政区画

旧キクラデス県におけるエルムポリ市(1999年 - 2010年)

旧自治体(ディモティキ・エノティタ)

エルムポリ地区Δημοτική ενότητα Ερμουπόλεως)は、シロス=エルムポリ市を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)である。かつてはキクラデス県に属する自治体・エルムポリ市(Δήμος Ερμουπόλεως)であったが、カリクラティス改革にともなう自治体統廃合(2011年1月施行)によって、シロス=エルムポリ市が編成された。

姉妹都市

著名な出身者

脚注

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外部リンク


エルムポリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 07:11 UTC 版)

シロス島」の記事における「エルムポリ」の解説

詳細は「エルムポリ」を参照 アンフィテアトルム遺跡の上建設されたエルムポリは、新古典主義建物や古い豪邸白亜住宅が港に向かってなだれ落ちるような傾斜急な町である。カフェが軒を連ねヤシの木が植えられたミアウリス広場にある市役所は、町のランドマーク存在である。メタモルフォシス教会はじめとしてコイミシス、アイオス・デメトリウス、三聖者、アナスタシス、エヴァンゲリストリア、アイオス・ニコラスなど、多く教会がある。船長たちが住んでいたヴァポリアという界隈には、狭い通り沿って新古典主義豪邸立ち並んでいる。

※この「エルムポリ」の解説は、「シロス島」の解説の一部です。
「エルムポリ」を含む「シロス島」の記事については、「シロス島」の概要を参照ください。

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