エア・ジョーダン9
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「エア・ジョーダン」の記事における「エア・ジョーダン9」の解説
1993年秋発売。「ダイナミックフィット」は引き続き採用されたものの、前作とは正反対のアウトドア・ブーツを思わせるシンプルなデザインを採用した。このモデル以降AJシリーズは過剰とも言える機能的なデザインよりも、シンプルで落ち着いたデザインにシフトしていく。ソールに「スポーツ」「世界」と日本語で刻印されていることでも有名。 ジョーダン自身は同年に最初の引退を発表したため、NBAの試合で着用することはなかったが、翌年のMLB挑戦時にはソールを野球用スパイクに変更して着用した。また、ラトレル・スプリーウェルやケンドール・ギルなど、ジョーダン以外のNBA選手が自身のチームカラーのAJ9を着用し始めたことでも注目された。これらの特別仕様のエア・ジョーダンは一般の市場では流通せず、ジョーダン本人が履くカラーよりも希少なものになるという珍現象が起こった。 このモデルよりジョーダンの母校のノースカロライナ大学のチームカラーである、水色をあしらったモデルが発売され、シカゴ・ブルズカラーの赤や黒とともに、シリーズの定番カラーとなる。2002年の復刻時にローカットが追加された。
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