ウイルバー・ショー(アメリカ)
ほとんどその生涯をインディ500のために過ごした、ブリックヤードのヒーロー。インディアナポリスから南東30kmほどのシェルビビルに生まれ、レース場のスターたちを夢見ながら育った。インディ500への初参加は1927年で、4位フィニッシュ。37年にオッフェンハウザー・エンジン付きのギルモア・スペシャルで初優勝。翌38年には2位、39年、40年には8気筒マセラティを駆って2年連続優勝。第2次世界大戦後は、数年間放置され荒れたままになっていたコース、および施設の復興に力を注ぎ、財政面でのバックアップをしたアントン・ウルマンとのコンビで、新たな隆盛をもたらした。そうした活動で各地を巡っていたとき、乗っていた飛行機が墜落して世を去った。
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