ウィスコンシン準州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 17:19 UTC 版)
「ウィスコンシン州の歴史」の記事における「ウィスコンシン準州」の解説
ウィスコンシン準州は1836年4月20日にアメリカ合衆国議会により創設された。新しい準州は当初、現在のウィスコンシン州、ミネソタ州およびアイオワ州と、ノースダコタ州とサウスダコタ州の部分を含んでいた。 ウィスコンシン準州の初代知事はヘンリー・ドッジだった。ドッジとその他準州の立法者達は最初の内、準州政府の組織化と州都の選定で忙しかった。州会議事堂を建てる場所の選定は準州政治家達の熱い議論を引き起こした。ドッジ知事はまず、鉛鉱山地域で人口の多い場所にあるベルモントを州都に選んだ。しかし、そこで新しく議会が招集されたその直後に、ウィスコンシンの最初の州都にするには不適切であることが明らかになった。当時準州内に存在するほとんどあらゆる都市の名前が州都の場所として提案され、ドッジ知事はその決定を他の立法者に任せた。議会はジェイムズ・デュアン・ドーティが提案した、メンドータ湖とモノナ湖の間の地峡にマディソンという新しい都市を造り、そこを準州の恒久的な州都とするという案を受け入れた。マディソンが建設されている間に州会議事堂は一時的にバーリントンに移された。この町は1838年に、ウィスコンシン準州のミシシッピ川より西の全ての土地と共に、アイオワ準州に移管された。
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