インポッシブル・フーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/25 01:21 UTC 版)
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種類 | 非公開企業 |
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本社所在地 | ![]() カリフォルニア州レッドウッドシティ |
設立 | 2011年 |
業種 | 食品 |
事業内容 | 人工肉の製造・開発 |
代表者 | パトリック・ブラウン(CEO) デイビッド・リー(COO) |
関係する人物 | パトリック・ブラウン(創業者) |
外部リンク | 公式ウェブサイト(英語) |
インポッシブル・フーズ(英語: Impossible Foods)は、カリフォルニア州レッドウッドシティに本部を置く植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発するアメリカ合衆国の食品テクノロジー企業。アメリカと香港の1000以上のレストランで同社の人工肉を使用した「インポッシブル・バーガー」を提供している。
歴史
2009年、スタンフォード大学生化学名誉教授のパトリック・O・ブラウンは18ヶ月の休暇を取得し、彼が世界最大の環境問題であると考えていた工業用畜産農業の廃止のために費やした。その結果、ブラウンは自由市場の中で動物を使用した農業を減らすための最善の方法は動物によって作られている既存の市場の中にこれに競合する動物を使用しない製品を送り出すことだとの結論に達し、2011年にインポッシブル・フーズを設立した[1]。
2015年夏、Google から3億ドルで買収を打診されたが同社の経営陣は更に高い金額を求めたが故に最終的に折り合いがつかず、この協議は破談となった。Googleはその後、同年10月に関連会社であるグーグル・ベンチャーズを通じて同社に投資している[2]。
資金調達
2015年10月、UBSをリードとする資金調達でヴィアキング・グローバル・インベスターズやコースラ・ベンチャーズ、ビル・ゲイツ、グーグル・ベンチャーズ(現在のGV)、李嘉誠(ホライズン・ベンチャーズを通じて)などから1億800万ドルの資金を調達した。その内7500万ドルは既存の投資家によってもたらされた[2]。
2017年8月、同社が経営目標を達成したことを受け新たな資金調達が組織されテマセク・ホールディングスをリードとしオープン・フィロソフィー・プロジェクト、ビル・ゲイツ、コースラ・ベンチャーズ、李嘉誠(ホライズン・ベンチャーズを通じて)から7500万ドルを調達した[3]。
2018年4月、テマセク・ホールディングスと香港のセイリング・キャピタルの共同リードで1億1400万ドルの資金を調達。累計調達額は4億ドルに達した[4]
脚注
- ^ THE BIOGRAPHY OF A PLANT-BASED BURGER Pacific Standard 2016年9月16日配信 2018年8月12日閲覧
- ^ a b Impossible Foods Raises a Whopping $108 Million For Its Plant-Based Burgers Tech Crunch 2015年10月7日配信 2018年8月12日閲覧
- ^ Impossible Foods Closes a $75 Million Investment After Achieving Key Milestones Business Wire 2017年8月1日配信 2018年8月12日閲覧
- ^ Temasek co-leads $114m investment in Asia-bound Impossible Foods Deal street Asia 2018年4月4日配信 2018年8月12日閲覧
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
- インポッシブル・バーガーが食べられる店舗(英語)
- インポッシブル・フーズ (@impossiblefoods) - Twitter
- インポッシブル・フーズ - Facebook
- インポッシブル・フーズ (impossible_foods) - Instagram
- インポッシブル・フーズ - YouTubeチャンネル
- インポッシブル・フーズ (@ImpossibleFoods) - Medium
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