インドモンスーンとの関連性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 15:28 UTC 版)
「夏至南風」の記事における「インドモンスーンとの関連性」の解説
南西諸島で梅雨が明ける頃を境に、太平洋高気圧の軸が西へ張り出し、インドモンスーンに対応する低圧域は東に張り出す。そのため華南から南西諸島域にかけて南北に走る等圧線が急激に混み合う。これに伴い、北緯25度付近では西低東高の気圧配置となる(※天気図参照)。このためコリオリ力の影響を受けて下層の南寄りの風が強まる。夏至南風の急激な開始と華中から日本列島域の梅雨の最盛期の始まりという一連の現象は、インドモンスーンに伴う南アジア域の低圧部の東縁がはるか東に張り出すことによる下層南風強化の影響を強く受けていることになる。
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