インスタンスメソッドとクラスメソッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 18:29 UTC 版)
「メソッド (計算機科学)」の記事における「インスタンスメソッドとクラスメソッド」の解説
インスタンスメソッド (instance method) とはインスタンスに属するメソッドのことであり、インスタンスに対しメッセージを送信する事で実行される。インスタンス変数の操作に使われ、インスタンスメソッドはオブジェクト指向プログラミングの中核をなし、もっともよく使われる。 一方、クラスメソッド (class method) とはクラスに属するメソッドのことであり、クラスに対しメッセージを送信する事で実行される。クラス変数の操作やオブジェクトの生成などに使われる。多くのオブジェクト指向言語はメタクラスをサポートしており、クラスオブジェクトの操作手段となる。C++やJavaといったオブジェクト指向言語では静的メンバー関数あるいは静的メソッド (static method) とよばれ、その振る舞いはクラス変数の操作が許可される点を除き非オブジェクト指向言語における関数やプロシージャと変わらない。
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