イリーナ・デュブコワとは? わかりやすく解説

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イリーナ・デュブコワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 23:32 UTC 版)

イリーナ・デュブコワ
Дубкова Ирина Анатольевна
生誕
ソビエト連邦
スヴェルドロフスク州エカテリンブルク
学歴 モスクワ音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家
公式サイト http://www.music-dubkova.narod.ru/
ピアノ
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イリーナ・デュブコワ (ロシア語: Дубкова Ирина Анатольевна, : Irina Dubkova) は ロシア現代音楽作曲家[1]

概要

スヴェルドロフスク州エカテリンブルク)に生まれる。

5歳で作曲を始める。 1982年にモスクワ音楽院ピアノ科を修了し、その後、大学院の作曲科を修了。

今までに多くのコンクールフェスティバルに参加。1980年にモスクワ国際若い作曲家のためのコンクールをバリトンとピアノのためのSergey Yeseninの詩による4つのロマンスで優勝。1982年、「交響曲第1番」で、1987年にはオーケストラのための「アレグロ」で再度受賞した。

1982年から1985年まで、ソビエト連邦の国営ラジオ、テレビ局でミュージック・エディターを務めた。 1984年、ロシア作曲家協会、国際音楽協会「アマデウス」、ロシア音楽協会(ロシア音楽協会)に入会。

教育活動

1996年からは、モスクワ音楽院で教鞭をとり始め、2007年に准教授となった。

音楽活動

まだモスクワ音楽院の学生だった1980年からの音楽祭、「モスクワの秋」に参加し始めた。 デュブコワの交響曲室内楽合唱作品はベルリンハーメルンバーゼルニースパリウィーンゲントヘルシンキボストンアイオワ州テサロニケティルブルフタリンタルトゥキエフサンクトペテルブルクエカテリンブルクブリャンスクノヴゴロドカルーガヤロスラブリウランウデスモレンスクプスコフ、ビテブスク、モスクワ等、ロシア全土と世界中で演奏された。

仕事をした指揮者としてはヴェロニカ・ドゥダロワ、ウラジミール・ポンキン、Martyn Nersesian, Dimitri Orlov, Stanislav Dyachenko and Iohannes Hemberg(ドイツ)、演奏家では、Elina Metlov-Grabovska(フランス)、Kurt Widmer(スイス)、John Muriello(アメリカ)、David Gompper(アメリカ)、Katherine Eberly Fink(アメリカ)、Yun Pai Hsu (台湾)、Vladimir Zhmurko(イスラエル)、Anna Chatzisimeonidou(ギリシャ)、Peep Lassmann(エストニア)、Regina Himmelbauer(オーストリア)等がいる。

作品

オーケストラ作品

  • 交響曲 第1番(1982)
  • 交響曲第2番(1990)
  • ピアノ協奏曲(1990)
  • オーケストラのための「アレグロ」(1987)
  • オーケストラのためのコンサートピース(1988)

演劇

  • バレエ「ダンコ」(1980)
  • 「EVERYONE TO WHOM I AM RESPONSIBLE」、バリトン、バス、朗読、2台ピアノのためのオペラ(2002)

室内楽曲

  • 弦楽四重奏曲第1番(1984)
  • 弦楽四重奏曲第2番(2000)
  • クラリネット四重奏曲(1988)

ピアノ、ヴィオラ、チェロのための三重奏(1989)

  • ヴァイオリンとピアノのための "BAGATELLES"(1998)
  • フルート、クラリネット、バイオリン、チェロ、ピアノのための "IN THE SOFT MOONLIGHT"(2001)

ピアノ作品

  • 2つのピアノのためのコンサートピース(1982)
  • 「CHARACTER SKETCHES」、2台ピアノのためのピアノ組曲(1982)
  • ピアノソナタ第1番(1990)
  • "EESTI LAULUD"、ピアノ組曲(1991年)
  • 2台ピアノのための "BAGATELLES"(1992)
  • ピアノのための "SLAVIC"、Triptich(1993)
  • ピアノソナタ第2番(2001)
  • 2台ピアノのための "対話"(2004)
  • ピアノソナタ第3番(2005)

オルガン作品

  • "VITRAGES"(2003)
  • 「CELEBRATION MUSIC FOR THE BIRTHDAY OF THE

EMPEROR OF JAPAN MR. AKIHITO」オルガンとパーカッションのための(2003)

  • 「SEMIRAMIDA'S GARDENS」(2005)

合唱曲

  • 「ICH WILL DIR MEIN HERZE SCHENKEN...」独奏者、混声合唱、弦楽オーケストラ、ピアノのための協奏曲(1995)
  • 「地球の歌」(1993)
  • 「THE LIGHT THAT NEVER SETS」(1994)
  • 5つの合唱曲(1991)
  • 無伴奏混声合唱のための 「アヴェ・マリア」(1997)
  • 無伴奏女声合唱のための3つの合唱曲(2005)
  • 「THE SMALL CHRISTMAS CANTATA»」(2006)

声楽曲

  • Sergey Yeseninによるバリトンとピアノのための4つのロマンス(1980)
  • 「HARPS AND VIOLINS」バリトンとピアノのための5つのアリア(1985)
  • FIVE ARIAS to the poems of Russian Poets (1982)
  • TEN ARIAS to the poems of Alexander Pushkin for baritone and piano (1986)
  • THREE ROMANCES to the poems of Nikolai Rubtsov for bass and symphony orchestra (1988)
  • «REVERIES», a vocal cycle to the French poems of Fyodor Tyutchev for soprano, mezzo-soprano and piano (1992)
  • «A SONG FROM SONGS» seven arias to the folk texts for soprano, mezzo-soprano and piano (1993)
  • «THE LUG OF DAYS TO COME» a vocal cycle on the texts of Daniel Haberman for baritone and piano (1999)

ディスコグラフィー

1980年以来、彼女はピアニストとして国営ラジオとテレビ局の録音多くがある。また、自身の作品で2枚のCDをリリースした。

外部リンク

脚注




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