イナゴの日とは?

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > イナゴの日の意味・解説 

イナゴの日

原題:The Day of the Locust
製作国:アメリカ
製作年:1975
配給:パラマウント映画CIC配給
スタッフ
監督:John Schlesinger ジョン・シュレシンジャー
製作:Jerome Hellman ジェローム・ヘルマン
原作:Nathanael West ナサナエル・ウェスト
脚本:Waldo Salt ウォルド・ソルト
撮影:Conrad Hall コンラッド・ホール
音楽:John Barry ジョン・バリー
美術:John J. Lloyd ジョン・J・ロイド
編集:Jim Clark ジム・クラーク
衣装(デザイン):Ann Roth アン・ロス
キャスト(役名
Donald Sutherland ドナルド・サザーランド (Homer
Karen Black カレン・ブラック (Faye
Burgess Meredith バージェス・メレディス (Harry
William Atherton ウィリアム・アザートン (Tod
Geraldine Page ジェラルディン・ペイジ (Big Sister
Bo Hopkins ボー・ホプキンス (Earle Shooop)
解説
1930年代後半ハリウッド舞台に、そこで蠢く赤裸々人間群像を描くナサナエル・ウェスト同名小説映画化。製作はジェローム・ヘルマン監督は「日曜日は別れの時」のジョン・シュレシンジャー脚本ウォルド・ソルト撮影コンラッド・ホール音楽ジョン・バリー編集ジム・クラーク美術ジョン・J・ロイド衣裳アン・ロス各々担当出演ドナルド・サザーランドカレン・ブラックバージェス・メレディスウィリアム・アザートンジェラルディン・ペイジボー・ホプキンスリチャード・A・ダイサートなど。日本語監修高瀬鎮夫テクニカラービスタサイズ1975年作品
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
1938年ハリウッドの秋。エール大学卒業したトッド・ハケットウィリアム・アザートン)は、ある大手映画会社美術部就職することになり、はるばる東部からハリウッドにやって来た。新入社員安月給トッドがやっと見つけた住家は、サン・ベルドゥという安アパートトッド部屋から小さな庭をへだてた向かい側には、グリーナー父娘が住んでいた。父親のハリー・グリーナー(バージェス・メレディス)は以前ボードビリアンだったが、今はミラクル」という洗剤売り歩くセールスマン。娘のフェイカレン・ブラック)は映画エキストラで、輝かしい映画スターになることにあくなき夢を抱いていた。そのフェイトッドドライブに行った帰りフェイ自分エキストラとして出たエディ・カンター映画を、ボーイ・フレンド、アール・シェープ(ボブ・ホプキンズ)と見に行くので一緒に来ないかと彼を誘った。トッドはその誘いに応じるが、不機嫌アール態度から、彼がトッドライバル視していることは明らかだった。トッドフェイに夢中になった。だが彼女は、十分気があるそぶりを見せながら、体を許そうとはしなかった。私生活ではフェイ翻弄されたかたちのトッドだが、撮影所では美術監督のクロード・エスティ(リチャード・A・ダイサート)に気に入られ、新作の「ウォータールーの戦い」のセット・デザインを担当するなどまあまあのスタートを切った。その頃フェイ父親セールス先の家で倒れてしまう。その家に住んでいたのは、アイオワ州田舎町ウエインズビルから出てきた経理事務員陰気ホーマー・シンプソンドナルド・サザーランド)という男だった。倒れ父親を引きとりにきたフェイは、この孤独な男強烈印象与えた。その日からホーマーは、フェイ愛情求めおずおずとサン・ベルドゥに姿を見せようになった。だがその度に、ませた金髪の子アドールホーマーからかいあくどいいたずらをしかけるのだったある夜トッドは、フェイアールと共に夜のピクニックと称し、ハリウッド丘の上に住みついている浮浪者キャンプ訪れる。酒がまわるにつれ、キャンプファイヤーのまわり乱れる。アールミゲルという闘鶏を飼うミュージシャンフェイ張り合い一方トッドは酔った勢いでフェイを襲うが、みじめにも失敗する一方ハリー病状悪化の一途をたどる。ビッグ・シスター(ジェラルディン・ペイジ)という新興宗教の女教祖信心しているホーマーは、ビッグ・シスターならハリー病気を治せるとフェイ説き伏せ、その集会重病ハリー連れだす。だが数日後、ビッグ・シスターの祈祷かいもなくハリーは死んだ。それが契機になって、フェイホーマー同棲始めるが、気ままなフェイミゲルアール勝手に車庫に住まわせても、ホーマーは何ともいえない。「ウォータールーの戦い」の撮影が始まった。トッドエキストラ群の中にフェイアールの姿を認めた。カメラ回り出す。そのときトッドは、未完成セット立ててあった『立入禁止』の立て札がとり払われているのに気がついた。数百人のエキストラが、崩れ足場から地面転落する。幸いフェイは無事だった。数日後トッド久しぶりフェイホーマー誘われてナイトクラブへ出かけるが、その席でフェイ人前にも構わず気の弱いホーマーをなじり、愚弄するのを見て驚く。そのホーマーフェイ諦め故郷アイオワ引き揚げることにしたと、悲しげにトッド打ち明けた。その夜ハリウッドのサンセット・ブルバードは華やかプレミア・ショーが開かれるためにライト煌々と照らされ、スター一眼見ようという群衆埋めつくされていた。トッドはその群衆の中から、トランクをさげ人ごみをかきわけながらバス停に向かうホーマーを見つけ、話しかけようとするが、ホーマートッドの手荒々しく押しのけた。なおも群衆かきわけて歩くホーマー眼の前に金髪の少年アドールが立ちふさがり例によって悪態をつくと突然彼の頭に石を投げつける。この瞬間あらゆる人間に対して抑え抑えていたホーマー怒り一挙に爆発する。少年道路わきの駐車場追いつめたホーマーは、その場少年踏み殺してしまう。この光景目撃した群衆は、リンチ叫びながらホーマー大通りひきずり出し文字通り八つ裂きにしてしまう。トッドなす術もなくただ呆然と見つめていたが、この狂乱が、いつか映画で描きたいと思っていた「ロサンゼルス炎上」という作品スケッチダブる。車に火を放ち、店を掠奪し、映画館焼き払う暴徒の群。それは現実出来事であったのだろうかトッドの心が描いた天の啓示であっただろうか。それから数日後フェイがサン・ベルドゥに戻ってきて、トッド部屋ドアノックするが、応えはなく、家財道具も一さい消えていた。

イナゴの日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/20 09:34 UTC 版)

イナゴの日』(原題: The Day of the Locust)は、アメリカの作家ナサニエル・ウェストの1939年の小説および、これを原作とする1975年制作のアメリカ映画ジョン・シュレシンジャー監督。




  1. ^ 最初の邦訳版は『いなごの日』(板倉章訳、角川文庫 1970)
  2. ^ The Day of the Locust (1975) - Trivia imdb.com


「イナゴの日」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イナゴの日」の関連用語

イナゴの日のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



イナゴの日のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
MovieWalkerMovieWalker
(C)MovieWalker
キネマ旬報 (c)キネマ旬報社
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイナゴの日 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2019 Weblio RSS