イッピョウノカクサとは? わかりやすく解説

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いっぴょう‐の‐かくさ〔イツペウ‐〕【一票の格差】

読み方:いっぴょうのかくさ

選挙で、一人議員当選するために必要な得票数選挙区によって異なること。そのため、有権者一票価値格差生じることをいう。→定数不均衡

[補説] 選挙区有権者数を議員定数割った議員一人当たりの有権者数」が最も多い選挙区Aで50万人、最も少な選挙区Bで20万人だった場合、一票の格差は2.5倍で、選挙区Aの有権者が持つ一票価値選挙区Bの有権者半分以下(5分の2)となる。こうした格差は、憲法保障する法の下の平等反するとして、選挙無効求め訴訟繰り返し提起されている。最高裁判所は、著し格差衆院選で3倍、参院選で6倍以上など)が生じた場合に、違憲あるいは違憲状態とする判断示しているが、事情判決法理により選挙は有効としている。




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