イスラーム支配下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:16 UTC 版)
ローマ帝国滅亡後はゲルマン系の西ゴート王国の支配下に置かれるが、550年代から約数十年間、南部が東ローマ帝国の支配下に置かれたことがある。東ローマ帝国は南部にスパニア属州を設置して支配し、ローマ帝国再建の足がかりにしようとしたが、最終的には西ゴート王国に征服され、その試みは失敗に終わっている。征服年に関しては624年、625年、628年、629年、634年以降の5つの説があり、確定していない。711年のウマイヤ朝のターリク・イブン=ズィヤードにより西ゴート王国は滅亡、イスラーム史上最初の世襲王朝であるウマイヤ朝が西ゴート王国に代わって半島を支配することになる。ウマイヤ朝が滅亡するとその子孫がイベリア半島へ逃亡し、後ウマイヤ朝を建てる。
※この「イスラーム支配下」の解説は、「イベリア半島」の解説の一部です。
「イスラーム支配下」を含む「イベリア半島」の記事については、「イベリア半島」の概要を参照ください。
- イスラーム支配下のページへのリンク