イスラム教における苦行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:53 UTC 版)
ラマダーンと呼ばれる月の1ヶ月間の日の出から日没までの間に、食料品・水分の摂取を控える断食が行われるほか、喫煙と性行為も禁止されている。しかし、ムスリムの間ではこれを苦行と思う人がほとんどおらず、むしろ連帯を感じる大切な時期と考えられる。 また、シーア派では、アーシューラーにターズィエと呼ばれる殉教者であるイマーム・フサインを追悼する行事が行われる。そのなかで、自らの身体を鞭打ったり刀で傷つけるといった苦行を通じて、殉教者が受けた苦痛を信徒が追体験する儀式が存在する。
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