アンディ・ウィアー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 09:28 UTC 版)
アンディ・ウィアー Andy Weir |
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ジョンソン宇宙センター見学中のアンディ・ウィアー
(2015年4月) |
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ペンネーム | Jack Sharp |
誕生 | 1972年6月16日(53歳)![]() |
職業 | 小説家・プログラマー |
言語 | 英語 |
国籍 | ![]() |
最終学歴 | カリフォルニア大学サンディエゴ校 |
活動期間 | 2010年 - |
ジャンル | SF・ファンタジー |
代表作 | 『火星の人』 『The Egg』 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 |
主な受賞歴 | ジョン・W・キャンベル新人賞 |
デビュー作 | 『火星の人』 |
配偶者 | アシュリー・ウィアー |
子供 | 1人 |
影響を受けたもの
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署名 | ![]() |
公式サイト | www |
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アンディ・ウィアー(Andy Weir、1972年6月16日 - )は、アメリカ合衆国の小説家。
概要
アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ。幼い頃からSFファンであった。15歳の頃からサンディア国立研究所にてプログラマーとして働き始める。その後カリフォルニア大学サンディエゴ校にてコンピュータ・サイエンスを学び、多くのソフトウェア会社で働く[1]。
2009年から自身のウェブサイトで『火星の人』を連載していたが、読者からまとめて読みたいとの要望を受け2011年にkindleで出版。最低価格の99セントで売りだしたが、発売3ヶ月で3万5000ダウンロードを記録し、SF部門の売上げトップ5に躍り出た[2]。その後『オデッセイ』(原題は小説と同じ 『The Martian』)として映画化された。
受賞歴
- 星雲賞海外長編部門 2015年(The Martian(『火星の人』)に対して)
- ジョン・W・キャンベル新人賞 2016年(The Martian(『火星の人』)に対して)
- 星雲賞海外長編部門 2022年(Project Hail Mary(『プロジェクト・ヘイル・メアリー』)に対して)[3]
日本語訳された作品
- 『火星の人』The Martian(小野田和子訳、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2014年
- 『The Egg』(Alex Onsager訳、Galactanet(ウィアー本人のWebサイト)) 2016年[4]
- 『アルテミス』Artemis(小野田和子訳、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2018年
- 『ツウォリア』Twarrior(D・H・ウィルソン&J・J・アダムズ編『ゲームSF傑作選 スタートボタンを押してください』所収、中原尚哉訳、創元社、創元SF文庫)2018年
- 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』Project Hail Mary (小野田和子訳、早川書房) 2021年
- 『乱数ジェネレーター』Randomize(ブレイク・クラウチ編『フォワード 未来を視る6つのSF』所収、小野田和子訳、早川書房)2022年
メディア・ミックス
映画
- オデッセイ(2016年2月5日、監督:リドリー・スコット、主演:マット・デイモン)
- プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年3月20日米公開、監督:フィル・ロード&クリス・ミラー、主演:ライアン・ゴズリング)
脚注
- ^ Andy Weir's self-published 'The Martian' travels through space to best-sellerdom
- ^ 『火星の人』あとがきより
- ^ “第53回星雲賞発表 日本長編部門は藤井太洋『マン・カインド』牧野圭祐『月とライカと吸血姫』 海外長編はアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』”. VG+(バゴプラ). VGプラス合同会社 (2022年8月27日). 2025年6月17日閲覧。
- ^ “この世にいる全ての人は君である。火星の人、アンディ・ウィアーの短編小説「卵」のユニークな生死観で心ふわっと軽くなる”. カラパイア. 2021年12月12日閲覧。
外部リンク
- アンディ・ウィアーのページへのリンク