アンゴラ沖の大ダコ、サン=マロ奉納画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 02:24 UTC 版)
「クラーケン」の記事における「アンゴラ沖の大ダコ、サン=マロ奉納画」の解説
モンフォールは、「コロッサル蛸」の章で、当時のフランス船舶がアフリカ南部アンゴラ沖で、巨大な頭足類に襲われたとする事例に触れており、これをコロッサル蛸の仕業と位置づけ、当事者によってサン=マロの教会(サン=トマ礼拝堂)に収められた奉納画をもとに、その場面のの版画を掲載した 。 イギリスでは同じ場面を描いたモンフォール画模写が発行されたが、ロバート・ハミルトンの著作(1839年)の掲載画は、見出しが「クラーケン蛸」に置換されている。 モンフォールは当時の蛸(フランス語: poulpe)の普通種が、学名 Sepia octopodia に分類されることに倣っていたのであったが、英語圏の博物学者も、この分類にしたがいタコのことも「(八足)カトルフィッシュ」などと呼ぶようになっていた。ただし、現在の英語では「カトルフィッシュ」は「コウイカ」の意味にとらえる。
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