アレクサンドル・ニコラエヴィチ・トカチョフとは? わかりやすく解説

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アレクサンドル・ニコラエヴィチ・トカチョフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 23:14 UTC 版)

アレクサンドル・ニコラエヴィチ・トカチョフ
Александр Николаевич Ткачёв
2015年5月28日撮影
生年月日 (1960-12-23) 1960年12月23日(64歳)
出生地 ソビエト連邦 クラスノダール地方ヴィセリキ
出身校 クバン高等技術専門学校
前職 技師
所属政党 ソ連共産党
我が家ロシア
ロシア連邦共産党
統一ロシア
称号 経済学博士

内閣 第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣
在任期間 2015年4月22日 - 2018年5月7日

当選回数 4回(2000年任命、2004年再選、2007年三選、2012年四選)[1]
在任期間 2000年12月3日 - 2015年4月22日
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ロシア連邦大統領メドヴェージェフとトカチョフの会談 (2008年、右側がトカチョフ)

アレクサンドル・ニコラエヴィチ・トカチョフロシア語: Александр Николаевич Ткачёв、ラテン文字転写の例:Aleksandr Nikolaevich Tkachyov1960年12月23日 - )は、ロシア政治家クラスノダール地方知事を経て、2015年からロシア連邦農業大臣クラスノダール地方ヴィセリキ出身。

経歴・概要

1983年クバン高等技術専門学校を卒業する。地元の飼料工場に技師として就職し、主任技師を経て、1986年ヴィセリキ地区党委員会第一書記になる。

1990年ヴィセリキ飼料工場支配人に選出される。1993年同工場が民営化に伴い株式会社「アグロコムプレクス」になると同社社長となる。

1994年にクラスノダール地方議会議員を経て、1995年ロシア連邦議会下院国家会議代議員に選出された。この間、下院の常任委員長やクバン農業協同組合長などを歴任する。2000年経済学博士号取得。同年12月3日、クラスノダール地方行政長官(知事に相当)に就任する。2003年5月にロシア連邦共産党を除名された[2]

2004年3月14日、再選。英国『フィナンシャル・タイムズ』紙は、この時期、トカチョフをウラジーミル・プーチンのもっとも忠実な腹心の一人と紹介している[3]。クラスノダール知事としては、クラスノダール地方とウクライナの間にあるケルチ海峡の全域にダムを建設することを主張した。また不法入国者に対する強硬姿勢でも知られた。

2015年4月22日ニコライ・フョードロフの後任として農業大臣に任命された。

脚注

  1. ^ (日本語) 新農業大臣にアレクサンドル・トカチョフが任命される”. 北海道機船漁業協同組合連合会 (2015年4月22日). 2015年6月14日閲覧。
  2. ^ 14 апреля А. Ткачев возглавит "единороссов" Кубани”. Юга.ру. 2022年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月5日閲覧。
  3. ^ Jack Farchy (2014年12月18日). “Vladimir Putin predicts Russian rebound to take 2 years”. ft.com. 2014年12月19日閲覧。

外部リンク

先代
ニコライ・フョードロフ
ロシア農相
2015年 -
次代
(現職)
先代
ニコライ・コンドラチェンコ
クラスノダール地方知事
2000年 - 2015年
次代
ヴェニアミン・コンドラチェフ




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