アラブの家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/01 21:41 UTC 版)
「キューバのイスラム教」の記事における「アラブの家」の解説
国内のムスリムは通常、自宅で祈祷を行う。ハバナにモスクが存在せず、国家もその建設を許可していないためである。訪玖した人道救助基金(İHH)のメンバーによると、フィデル・カストロ前国家評議会議長がモスク建設を約束したにも関わらず、公の場での祈祷はハバナ旧市街の「アラブの家」(Casa de los Árabes)として知られる場で行われる金曜日礼拝に限られるという。 「アラブの家」は1940年代に居住していた裕福なアラブ系移民が所有していたもので、アンダルシア人が建築設計を担当。アラブ美術館やレストランを併設しており、金曜日礼拝にはムスリム系外交官が利用する。カタールが改築に40000米ドルを寄付したが、一般のムスリムは施設を利用できず、専ら観光客や外交官に貸し切られている。
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