アメリカでの肝臓移植
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:19 UTC 版)
2001年4月、肝臓が悪化し、適合する肝臓を移植できるアメリカへ入国するため、連邦捜査局との間で山口組内部情報(山口組がアメリカで利用する金融機関や弘道会の幹部リストなど)を提供するなどの取引を行った。同年7月にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)付属病院で手術を受け、その際同院へ10万ドルを寄付、病院側が謝意を表明したプレートを院内に掲示したが、問題となり直後に撤去された。 2003年11月、アメリカの捜査当局は後藤からの情報を元に、山口組系五菱会の最高幹部だった梶山進の資金200万ドル(約2億円)を発見し、警察庁に連絡する。この資金は全額没収された。さらにアメリカはスイスの捜査当局と連携し新たに50億円を没収した。山口組の損失は約54億円に上ったが、後藤組の損失は0であった。
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