アマ免状・級位認定状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:56 UTC 版)
初段以上の免状には、日本将棋連盟会長・名人・竜王が直筆で署名する。過去には、永世名人が署名に加わったこともある。また、通常は名人・竜王保持者がその他のタイトルを保持している場合でもそれらは免状に記載しないが、羽生善治が七冠を達成した際には全タイトルを併記した特別免状が発行されたことがある。現在でも永世名人(または永世名人資格者)や他の棋士の署名を付けるキャンペーンが不定期で行われている。推薦人やその他の棋士の署名を希望することもできるが、費用は応相談となる。 免状の発行数は非公開だが、米長邦雄は「年間1万本近く署名する」と述べている。署名を続けていると和紙の繊維が舞い上がり綿埃のようになるため、署名の際にはマスクが手放せないという。 一方、級位認定状は連盟会長の署名が印刷されるのみとなり、文面も15級 - 1級まで全て同じである。
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