アジアカー
自動車の発展途上国、アジア各国の市場を目標とし、高率関税や現地生産化率(現地調達率=ローカル・コンテンツ)の制約を超えて、購入可能な価格帯になるように仕様や装備を簡素化したモデルで、アジア各国の現地で生産するものをいう。具体化したのはトヨタのキジャン(フィリピン)あたりからである。タイではトヨタのターセル、コルサ・ベースのソルーナ、本田のシビック・ベースのシティが成功し、ともに2代目となっており、中近東地域まで輸出されている。マレーシアで三菱が、インドネシアでダイハツがそれぞれアジア専用車を生産。内容はかつての簡素モデルから、経済水準の向上とともに上質化している。
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