アジアの地域コミュニティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 08:15 UTC 版)
「地域コミュニティ」の記事における「アジアの地域コミュニティ」の解説
稲作農業が主な生業となっているアジアの地域コミュニティにあっては、田植え、除草、収穫などの農繁期には労働交換や農業労働者として地域コミュニティの構成員を雇用する。後者は、水田の持ち主が、日当や歩合給与を支払って、農業労働者を雇用するもので、1ヘクタール満たない小規模な農家でも、地域コミュニティの構成員を雇って農業を行う。つまり、地域コミュニティにあって、少ない雇用機会を構成員相互が分け合うワーク・シェアリングが行われ、住民の生活保障の機能を担っている。 アジアの大都市についても、露店の営業、廃品回収などを生業とした都市インフォーマル部門を、貧困層の自助努力として評価し、住民の生活保障の機能を、都市の地域コミュニティに求める見解もある。
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