アグノプロテイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:27 UTC 版)
「ポリオーマウイルス科」の記事における「アグノプロテイン」の解説
アグノプロテインは、一部のポリオーマウイルスのゲノムの後期領域にコードされている小さな多機能型リン酸化タンパク質である。アグノプロテインを持つウイルスとしては、BKウイルス、JCウイルス、SV40などがある。アグノプロテインを発現するウイルスでは増殖に必要不可欠であり、ウイルスの生活環の調節、特に複製と宿主細胞からの脱出に関与していると考えられているが、正確な機構は不明である。
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