アガロースゲル

分子生物学用語集

アガロースゲル

アガロースゲルは数kbpのDNAの電気泳動や、分子量の大きなタンパク質の分離・精製に用いられる。より小さなDNAの分離にはポリアクリルアミドゲルが用いられる。

アガロースの濃度とDNAの分画範囲

アガロース % (w/v)	DNA (kbp) in TAE	DNA (kbp) in TBE
0.3	5.0 - 60
0.6	1.0 - 20	0.9 - 20
0.8	0.8 - 10	0.5 - 9.0
1.0	0.4 - 8.0	0.3 - 7.0
1.2	0.4 - 6.0	0.2 - 5.0
1.5	0.2 - 3.0	0.2 - 4.0
2.0	0.1 - 2.0	0.1 - 3.0

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アガロースゲル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/20 04:08 UTC 版)

「パルスフィールドゲル電気泳動」の記事における「アガロースゲル」の解説

アガロースは電気浸透度が低いもののほうが泳動速度が上がるため望ましい。ゲル濃度は濃い方が分解能が上がるが、その分泳動速度は下がる。