アウトドア般若心経とは? わかりやすく解説

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アウトドア般若心経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 09:36 UTC 版)

アウトドア般若心経 (アウトドアはんにゃしんぎょう)とは、みうらじゅんが提唱した「般若心経」の新しい写経のことである。

概要

「般若心経」は278文字から構成されており、日本の仏教各宗派で唱えられていることから、功徳のために写経をする人が多い。

みうらじゅんは「般若心経」278文字を、家を出て(これを「出家」と称す)、経文の文字のある市街の看板等の文字を写真に撮り(これを「写経」と称す)、経文の完成を目指すことを「アウトドア般若心経」と定義した。

みうらはこれを実践し、2005年12月30日に行われたみうらといとうせいこうによるトークイベント「ザ・スライドショー9.5」(ラフォーレ原宿)にて途中経過版を発表した。この時は「マイ般若心経」という呼び方をしていた。未完成なので写真に撮れていない文字が多かったり、同じ写真を何度も使いまわしたりしていた。例えば「若」はすべて、当時花田勝(現・花田虎上)がプロデュースしていた「Chanko Dining 若」の看板が使われていた。

その後すべての文字を撮影し、2006年10月27日放送のテレビ朝日タモリ倶楽部」において完読会を実施した。本物の僧侶による読経に合わせて1枚ずつ写真を披露していった。

2007年9月25日から行われた「ザ・スライドショー10 JAPAN TOUR 2007」では、さらに改良を加えた「アウトドア般若心経・完全版」を披露した。また、2007年10月には書籍も発売された。ただし、ザ・スライドショー10では「これをやって、何になるのか分らない」という、身も蓋もない発言もしていた。

写真の例

なお、写経時の「マイルール」として、「卑怯だから」という理由で、なるべく寺社にあるものからは写経しないことになっている。

般若心経の256文字目は「曰」であるが、みうらが撮った(写経した)文字は「日」であった。 また、「罣」は「罫」、「羯」は「掲」、「諦」は「帝」となっていた。

みうら曰く常に改訂を重ねているとのことで、初期のバージョン、TV放送時、完全版、書籍などを比較すると使用した写真が異なるものが多かった。

脚注

参考文献

関連項目




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