よこやまの道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/26 03:11 UTC 版)
よこやまの道とは、東京都多摩市の南縁を東西に結ぶ遊歩道である。全長約10km。
- ^ 古代には水はけよく、また敵の接近を察知しやすい尾根筋に道を通すことが多かった。これは日本国内に限らず、例えば1066年に征服王ウィリアムがブリテン島に上陸してからいわゆるヘイスティングズの戦いの合戦場へと向かった道も尾根筋に築かれていた。
- ^ 「赤駒を山野に放し捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆか遣らむ」宇遅部黒女(万葉集 20巻4417)
- ^ UR都市機構制作ルートマップにも記載されている。
- ^ 黒川配水場付近から多摩ニュータウン市場南の「古道五差路」地点付近まで。
- ^ 東国から大宰府に向かう防人たちがこの場所で故郷を振り返って最後の別れを惜しんだのではないかというコンセプトである。
- ^ この付近の鎌倉街道は、中世の鎌倉街道に重なっている。鎌倉時代末には、鎌倉に向けて進撃する新田義貞の軍勢もこの道を通過していった。
- ^ 現在の視点で見れば、未舗装で非常に起伏がきつく、なおかつ、人ひとりがようやく歩ける程度の道幅しか無い道である。この古道を南下した場合は、町田市小野路町内の小さな谷戸の中程にある、耕作放棄された水田の中に出ることになる。この古道に入った場合は、谷戸から出て右折し、旧小野路宿を通って鎌倉裏街道跡から一本杉公園からルートに復帰することも出来るが、非常に迷いやすいので航法能力に自信が無い場合は避けた方が無難である。
- ^ 崖の下ではなく、上を通るのが正しいルートである。
- ^ 古代道の痕跡は全く伺えない。
[続きの解説]
「よこやまの道」の続きの解説一覧
- 1 よこやまの道とは
- 2 よこやまの道の概要
- 3 外部リンク
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