ゆかりの神社・寺院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 15:17 UTC 版)
惣堂神社(広島県福山市津之郷町) 祭神として足利義昭が祀られており、御神体として「伝 足利義昭公像(束帯座像)」が伝存している。その近隣は、備後に流れ着いた義昭を毛利輝元家臣で当地周辺を統治していた渡辺氏(一乗山城主)が匿ったとされる地であり、義昭の寓居していた山は御殿山という名で現在も残っている。 圓福寺(大可島城跡)(広島県福山市鞆町) 大可島城は毛利輝元を頼って下向した義昭が拠点とした場所。古くは足利直冬(足利尊氏の子、足利直義の養子)も西国での活動拠点とした瀬戸内の要衝であった。現在は陸続きになっているが、かつては独立した島に作られた城、「海城(水城)」であった。後に福島正則によって対岸に鞆城が整備されると、城跡地に現在の南林山釈迦院圓福寺が建立された。義昭はこの大可島城で幕府将軍としての政務を行っていた事から、「鞆幕府ゆかりの地」となっている。
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