めくらへび

デジタル大辞泉

めくら‐へび【^▽盲蛇】

読み方：めくらへび

１ 有鱗(ゆうりん)目メクラヘビ科の爬虫(はちゅう)類。全長16センチくらい。体はミミズに似て頭と胴との区別が明らかでなく、全身一様にうろこで覆われ、目は退化している。地中にすみ、シロアリなどを食う。南西諸島以南に分布。

２ 「盲蛇に怖(お)じず」の略。

隠語大辞典

盲蛇

読み方：めくらへび

1. 「盲蛇におじず」の略語で、恐るべきものを知らない者は平気の意で、物を知らない者は物事に頓着しないということ。

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めくらへび

出典:『Wiktionary』 (2018/04/06 01:14 UTC 版)

語源1

• 蛇の一種で、眼がごく小さく鱗の間で目立たなくなっており、外見上は眼がないように見えることから。

名詞

盲 蛇（めくらへび）

1. メクラヘビ下目に属する蛇の総称。学名:Scolecophidia。

語源2

• 成句「盲蛇に怖じず」より

名詞

盲 蛇（めくらへび）

1. 知識が不足しているために、恐れを知らない者のたとえ。
   • 体裁組方等は殆ど皆自分の考案で、表紙の萩の絵は弟の松岡映丘に描かせ、序文は盲蛇に私一人で書いた。（柳田国男 『予が出版事業』）