ほん‐らい【奔雷】
ほん‐らい【本来】
読み方:ほんらい
1 もともとそうであること。元来。「—の目的を考える」「人間は—感情の動物だ」
2 それが当たり前であること。道理であること。「—向こうからあいさつに来るべきだ」
[用法] 本来・元来——「学校は本来(元来)知識を学ぶための施設である」のように、両語とも相通じて用いられる。◇「本来」には、正式にはとか、現状はそうでないが本当はといった意があり、「本来あってはいけないことだ」「本来、当事者間で解決すべき問題だ」などと使われる。◇「元来」は、はじめからそうであることを示す意がある。「元来病弱な体質なので」「元来日本人はこうした方面のことに疎かったようである」◇両語は「〜の」の形でも使うが、「本来の目的を見失う」「本来の所有者に返す」などは「元来」で置き換えられない。また、「本来なら(ば)」も「本来」だけの用法。「本来なら直接伺ってお願いすべきところですが」
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