ほうたん

デジタル大辞泉

ほう‐たん【宝丹】

読み方：ほうたん

江戸末期に売り出された、赤褐色の湿潤性粉末の気つけ薬。

ほう‐たん〔ハウ‐〕【放胆】

読み方：ほうたん

［名・形動］きわめて大胆であること。また、そのさま。「—な行動」「—な離れ業」

[派生] ほうたんさ［名］

ほう‐たん【^×鋒端】

読み方：ほうたん

ほこさき。

ほうたん【鳳潭】

読み方：ほうたん

［1654〜1738］江戸中期の華厳宗の僧。顕密の諸宗を究め、さらに南都に学び、華厳宗の再興に力を尽くした。著「華厳五教章匡真鈔」。芳潭。

世界宗教用語大事典

ほうたん 【鳳潭】

江戸前−中期の華厳宗学僧。越中（摂津とも）の人。芳潭とも書き、諱は僧。号は華嶺道人・幻虎道人。黄檗宗の鉄眼に師事したが、のち奈良や叡山で学び、華厳宗の再興を志して江戸で華厳経を講じた。洛西の松尾に安照寺を創建（のち華厳寺と改称）。諸宗の学匠と論戦をし、『華厳五教章匡真鈔』など著多数。（一六五九～一七三八）