ひゅうずとは? わかりやすく解説

ひゅうず

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 02:00 UTC 版)

ひゅうずは、岩手県郷土料理である。

概要

岩手県の沿岸地方に伝承されている、クルミ黒砂糖を練った小麦粉の皮で包んでから茹で上げた食品である。外見はワッフル餃子に似ているが、名称の「ひゅうず」は火打ち道具の火打ち金に外見が似ていることが由来とされており、ひゅうじかますもちの別名もある。普段のおやつや田植え時の振る舞いに欠かせない食品だが、お盆の供物として特に重要視された。

作りかた

材料

小麦粉2合、黒砂糖一握り、クルミ20粒、味噌

  1. 小麦粉に熱湯一合を注ぎ、耳たぶほどの柔らかさによく捏ねる。
  2. クルミは細かく刻み、黒砂糖、味噌少々とともに練り上げて餡を作る。
  3. 練った小麦粉を円形に延ばして皮を作り、真ん中に餡を入れる。皮を二つ折りにして、口をしっかり閉じる。
  4. 熱湯で茹で上げてできあがり。

参考文献

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ひゅうず」の関連用語

ひゅうずのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ひゅうずのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのひゅうず (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS