ばらばら練習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 09:15 UTC 版)
「コミュニカティブアプローチ」の記事における「ばらばら練習」の解説
ばらばら練習はクラスの全員が立ち上がって自由に相手を見つけて、指定された目的を達するために情報をやり取りするタイプの練習である。 練習方法は主に二種類がある。一つは全員から情報の断片を収集してリストを作成するもの。たとえば、コースの最初にアイスブレーキングをかねて、お互いに名前を聞いてまわり、クラスの名簿を作る活動などが有名である。他にも誕生日や出身地、起きた時刻などを聞いてまわる練習もよく行われている。これはクラスの構成員が知り合っていくに連れて、お互いの間にインフォメーション・ギャップが少なくなっていくという問題があるが、簡単なエクセルのテンプレートでインフォメーション・ギャップを大量に含むタスクシートを作るツールなども開発されている。 もう一つは、学習者全員にロールカードを配り、自分と同じカードを持っている学習者を探すタイプの練習。トランプの神経衰弱に似ているので、「にんげん神経衰弱」と呼ばれている。これも、微妙に内容の違うカードを大量に作る必要があるが、エクセルのテンプレートなどで簡単に自動生成することができる。
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