ネット銀行(ねっとぎんこう)
ネット銀行は、インターネット専業銀行のことである。
ネット銀行が従来の銀行と大きく違うのは、その銀行自体が建物としては存在しない、ということである。つまり、銀行は仮想上のインターネットに置かれている。
はじめてのネット銀行としては、「ジャパンネット銀行」が開始されている。インターネットをフルに活用した、新しいタイプの銀行である。
たとえば、銀行口座の申し込みはネット上の契約フォームを利用する。この契約フォームは、日本ネット銀行のホームページ上に設置されている。また、預金の利用明細はウェブで確認する。そのかわり、預金通帳を作らない。
さて、ネット銀行との取引では、インターネットのほかにキャッシュカードを活用する。まず、ネット銀行との取引が完成すると、専用キャッシュカードが送られてきる。通常は、このカードを用いて入金や出金をする。
このカードが使えるのは、提携コンビニに設置されているATM、または取引銀行のATMである。つまり、ATMを使っての振込みや引出しは、従来からの銀行と変わらない。
新しいサービスとして、iモードを通しての普通預金、定期預金、電子商取引向け決済サービスなども利用できる。さらに、インターネットからの振り込みもできる。
(2000.10.13更新)
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